灰燼に記す

アイマスPの雑記。不定期更新

俺は何が好きなんだ?-2次元と3次元-

僕「デュフフフフフwwwwwwww拙者www所恵美Pのあっしゅでござるwwwwww」

 

僕「ふーん、じゃあ、このツイートにある11/2大阪大学豊中キャンパスで開催されるまちかね祭の声優イベント「落としたら留年!? ゆきよとありさの集中講義!」にも勿論行くんだよね?」

 

僕「オウフwwwいわゆるストレートな質問キタコレですねwww おっとっとwww拙者『キタコレ』などとついネット用語がwww まあ拙者の場合アイマス好きとは言っても、いわゆるアイドル声優イベントコンテンツとしてでなく、美少女による群像劇として見ているちょっと変わり者ですのでwww某稚魚の影響がですねwwww ドプフォwwwつい自分語りが出てしまいましたwwwいや失敬失敬www
まあ所恵美の表現者としての藤井ゆきよ氏は純粋によく出来てるなと賞賛できますがwww 私みたいに一歩引いた見方をするとですねwww3次元に於ける所恵美のプロキシと アイドル声優コンテンツに於ける商業主義のコケティッシュさを引き継いだ声優としてのですねwww
アイドルマスターに於けるライブの意義はですねwwww フォカヌポウwww拙者これではまるでオタクみたいwww 拙者はオタクではござらんのでwwwコポォ」

 

……実際、これが全てなんですよね。あっしゅです。

今日は「アイマスのオタク、声優好きがちだよな」という話の皮を被った自分語りです。

 

アイマスのオタクの多くは、声優が好きだと思います。私と同じ高校に通っていた2人のプロデューサーも、1人は平山笑美さんのオタクになってクラウドファンディングに出資し、もう1人も鈴木絵理さんと佳村はるかさんトークショーに行ってゴディバの商品券5000円分をプレボに入れてます

(ホントはプレボに金券類入れちゃダメだよ!)

 

私も声優は好きです。だって、例えば恵美の声優である藤井ゆきよさんは、多分この世界で一番所恵美に近い存在なわけじゃないですか。そんなの嫌いなワケなくないですか?そうじゃなくても、上田麗奈さんなんかタダでさえめちゃんこ可愛いのにステージ上でもずっと笑顔だし、山口立花子さんの艶かしさたるや……じゃないですか。良いですね、声優。大好きです。

 

……ホンマか?本当にお前が好きなのは声優か?

 

そうですね、そうなんです。私が好きなのは多分、声優そのものじゃなくて、アイマスアイドルを演じてる時の声優なんですよね。まぁ、あと声も好き。

私の周りの「声優が好きなオタク」は、アイマスに限らず、推してる声優のイベントがあれば行きます。例に挙げた2人もそうですし、他にも、ラジオの公録だとか他コンテンツのライブだとかに行ってる人も居ます。あと写真集も買ってますね。

そういう、声優個人を応援している方々と比較すると、私が好きなのは声優そのものじゃなくて、アイマスでアイドルを演じてる時の声優なんだろうなという思いが強くなります。

 

なんでですかね?所恵美も、藤井ゆきよさんも、女性として大変魅力的じゃないですか。藤井ゆきよさんは声優という昨今アイドルじみてきた職業の方ですから、私達に見える彼女の姿というのは、常に、「最高に美しい作り物」であるはずです。その背景にある現実__例えば「メイク落としたらそこまで綺麗じゃないでしょw」とか「本当はオタクキメーとか思ってんでしょw」みたいな下衆の勘繰りの一切__を無視して、ただただ眼前にある「最高に美しい作り物」を信仰するのであれば、それは所恵美を、2次元のアイドルを推すことと大差ないことだと思うのです。

 

私はこういう、不都合な現実を無視して目の前の娯楽を純粋に享受するような行いを「ディズニーランドを楽しむ」と呼んでいます。

ディズニーランドを楽しめる人間だけが声優を推せる……私はそう思います。

私はディズニーランドを楽しめません。嘘をつかれるのが本当に嫌いです。想いを偽って笑顔を振り撒かれるのが嫌いです。3次元の人間の語るエモは10割嘘だと思ってます。だから、どうしても、声優を推すということが出来ません。なんと損な性格をしているのでしょうか……楽しめるものが多い方が、人生絶対もっと楽しいと思うんですけどね。

 

一方の2次元、2次元は最悪ですね!何もかも、そもそも存在自体が嘘です!でも、だからこそ、彼女達(と彼ら)には本当の姿というようなものが存在しないからこそ、「中身の居ない着ぐるみ」だからこそ、楽しめるのだと言うような気もします。人間(クソでか主語)の考えることはよくわかりませんねぇ。

 

 

3次元には3次元の、2次元には2次元の良さがあります。例えば、私なんかは恵美の新規カード実装されたとかなったら、イラストがどうだ衣装がどうだボイスがどうだって大はしゃぎしちゃいますけど、3次元の人間は割と高い頻度で新規衣装実装されますし、口を開けば新規ボイスしか飛び出しませんし、毎秒新規ムーブします。供給量がパない。そういう意味では、3次元マジで強いですね。ライブとか本当な……良いよな……。

一方の2次元は、上に述べたような利点があります。存在自体が嘘であるが故に、容姿も発言も何もかもが信用でき、しかし信用しないという道を選ぶ事でも楽しむことができ……。現実という正解がない彼女達に、私達は無限の可能性を見出す事が出来ます。実際にその可能性達が供給となる事はまずないのですが、それはもう、自分で作っちゃえば良い話ですからね。2次元は果てしなく自由で、そして孤独な世界です。

 

しかしまぁ、何事も経験と言います。良い機会ですし、可能ならこの、11/2大阪大学豊中キャンパスで開催されるまちかね祭の声優イベント「落としたら留年!? ゆきよとありさの集中講義!」には行ってみたいと思います。

声優は、3次元のアイドルは、推せるのか推せないのか……自分の目と心で確かめたいと思います。愚者は経験に学びますからね

 

……色々と考えているとなんだか、声優のオタクの方が、2次元しか好きじゃない奴より人間ができてる感じがしますね。嘘を嘘と割り切って「ディズニーランドを楽しめる」というのは、実際にディズニーランドに行く以外でも、社会生活に於いて重要な能力だと思います。しかし、心の底から声優の人間性を否定してミ⚪︎キーだと思い込んでいると、声優のツイッターアカウントにクソリプを送る化け物みたいなオタクになってしまいかねないというのもまた事実……。私は常に己を客観視して、化け物にならないように気をつけていきたいと思います。

 

おしまい