灰燼に記す

アイマスPの雑記。不定期更新

[連載]第0回 連載がしたい!

最近、この動画を見た。

 

動画の内容はさして重要ではない(俺も覚えていない)。見て欲しいのはタイトルとサムネイル

伊沢とこうちゃんは毎週記事書いてるらしい。すごすぎる。

(テレビ見ないから知らないけど) たぶんテレビにも出てるし、Youtuberとしての活動もあるし、それに加えて記事まで書いてる。バイタリティがすごい。

 

というわけで、俺も連載がしたい!

シリーズ[連載]と銘打って、週1更新。俺が一番好きな曜日である水曜の0時に、1週間のうちに考えたこと、面白かったこと、などなどを、良い感じに書いてまとめる。普段書いている日記の延長になるけど、まぁ良いだろう。

競馬の話もめちゃくちゃしたいから、それはそれで、別のブログに書こうかな。

 

これだけで話を終わらせると勿体無いので、直近の最高エピソードをいくつか。

 

 

 

花火

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ただいま帰省中。

うちに遊びに来た友人が「花火したい!」と言い出して、割材と一緒に花火を買っていた。俺が金を出すわけでもないのに「いちばん安いのでいいでしょ」と言って買わせたのがコレ。中々趣あるパッケージだ。

「煙が少ない」を推すのは分かるが、それと並んで「キレイに撮れる」のもアピールしているのは、時代を感じる。

俺も小学生のころ花火大会で親の携帯借りて花火を撮ってたけど、あれは、花火が開く瞬間みたいな、全然綺麗に見えない、こんな段階を経てるのかと意外な瞬間が欲しかっただけだった。

真っ当に綺麗な花火が撮りたい層が沢山いるから、こうして売られているんだろう。でも、花火なんて撮るよりも目で見てた方が楽しくて綺麗だと思うなぁ。火をつけてから、バケツに突っ込んでジュッと鳴るまでの、一連の動作。その全部で手持ち花火じゃないか?

シャッター開きっぱで文字書くやつは、いつかやりたいな。ずっと憧れです。

 

花火が楽しかったのなんて小学校低学年までだった気がして、俺は花火に全然乗り気じゃなかった。24歳の男が2人で花火、どういう状況?最後には根負けして外に出たけど、雨降ってた。結局、花火しないまま解散した。

悪意か善意か、うちに置いて行かれたこの花火。こいつを消費する日は来るんだろうか

 

 

檸檬

俺はみくのしんの読書記事がだ〜いすき。毎回最高過ぎる。

それを受けて、俺は「国語のグループワーク」がしたくなっていた。本文読んだあとプリント埋めて、それから机動かして班になって、どう考えたか話し合いましょうってやつ。あれ今やったら最高だなと思った。

シャニマスのテキストでも良かったけど、みくのしんが読んでたのもあって、『檸檬』を皆で読んだ。句点で交代するやつ、久々にやったわ。

改めて読むと、良い文章でビビる。教科書に載るだけのことはあるな......

しかしここももうその頃の私にとっては重くるしい場所に過ぎなかった。書籍、学生、勘定台、これらはみな借金取りの亡霊のように私には見えるのだった。

これとか、共感しかない。俺は大学1年〜2年あたりで精神が崩壊したけど、その頃は本当にこういう感じだった。世界のあらゆるキラキラしたものが、敵に見えた。こいつら全部が、俺にはできなかったことを成した結果だと思うと、憎たらしくてたまらなかったし、俺の不出来を責め立てられているような気がしていた。

檸檬を礼賛するくだりも最高だ。俺は、青でもオレンジでもない微妙な時間帯の空とか、秋冬の肌寒さに、この世すべての善を感じる。だからなんか分かった気がした。でも そういうのは大概、キマっちゃってるから面白いだけで、げんじつの前には無力なんだ。涙涙です。

みくのしんの檸檬も良かった。110円出して読む価値は間違いなくあった。でも、まずは無料で読めるみくのしん読書回をオススメしておきたい。

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特に3つ目が好き

 

 

熱中症

俺は、歩かねばと思った。夏は暑いからねぇと運動をサボって、毎日カレーを沢山食べて、ただでさえヤバいくらい太っているのに、また太った。流石にこれは改善せねばならない。

第一、なぜ暑いと動きたくないのだろう。熱中症と言っても、せいぜい激しい頭痛がして、最悪死ぬだけだ。じゃあ......良くない?

そう思って、午前10時に家を出た。水もタオルも日除も持たず、コンビニに行って、金を入れて、先述のみくのしんの檸檬を買うことが目的だった。

 

住所バレバレかもしれないけど、道中に見かけた良きものをシェアします。

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境界がほとんどない砂場。幼少期めちゃくちゃ遊んだ公園がすごい小さくて、ショボくて、まるでサンタローズみたいだと思った。逆だ。

 

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⭕️の中に、腰。つまり丸腰。「技術に自信」とも書いてあるので、きっと 素手喧嘩 ステゴロ なら最強なんだろう。

 


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廃棄された(?)神社。前々から気になっていた、バカ長い階段を上った先にあった。階段の写真は撮ってなかったから、ストリートビューのを。良い雰囲気ではあったけど、俺はそれどころではなかった。

 

この神社の階段で、俺は体力を完全に使いきってしまった。漠然とした、それでいて強固な、「動けない」という警告。それでも、もう700mは炎天下を歩かねば帰れないという現実。日陰は高架下くらいしかない。俺は死を覚悟した。

たぶん熱中症の代表的な症状である、頭の痛さとか、暑さとか、そういうものは一切なかった。ただ、死を思わせる苦痛だけがあった。俺は少し歩くと、そこが日陰でなくとも、フェンスや車止めに手をついて、項垂れて、目を閉じて、肩で息をした。そうすると、脳から血の気が引いて、スーッと涼しくなる。これは貧血で倒れる直前の感じと似ている。このままだと倒れて、死ぬ。そう思ってまた歩き出す。高々700mを帰るのにここまでの絶望を感じたのは、人類史上で自分だけなのではないかと思った。

結局、無事に帰り着いた。冷えた麦茶を2Lほど飲み、昼飯を食べ、昼寝もした。なお体調は戻らず。夜になってOS1飲んで、やっと回復した。

ひどい不調から復活した時の、この浮遊感といったらない。世の運動が好きな人間は、きっとこれに依存しているのだろうと思う。

 

 

来週からは何を書こう。できればアイマスかニディガか、オタクコンテンツの話がしたいな。