バンドリで一番好きな曲はガルパピコ、あっしゅです。
眠れない。どうしても眠れない。こういう時は心に移りゆく由無し事をそこはかとなく書きつくるに限るっつー訳ですわ
面倒なので、画像とか文字の装飾とかはほとんどないです。悪しからず
本日のテーマは……そうですね
- 「さかしまの言葉」に見る白石紬の成長
- 歌とキャラクター
- 感性の貧困
の3本ですかね
ではでは〜〜〜
「さかしまの言葉」に見る白石紬の成長
先日、ミリシタに白石紬のメインコミュと2曲目のソロ曲、「さかしまの言葉」が実装されましたね。Music Journeyの歌織さんのコミュが正直微妙だったので全然期待してなかったのですが、今回が結構良い感じでしたね。曲も思ってたんとは違いましたが、白石紬の変化を、成長を感じさせる良い曲だと思います。
そうなんですよ、思ってたんと違った曲だったんです。白石紬の本質は、あのツンケンした態度の裏にある信頼であり、友愛であり、恋慕(!?)なんですよ。あのへっぽこの裏にある、熱い想いなんですよ。「金沢のイキリ金魚」「最弱のアイドル」然とした(してしまう)彼女の裡で、静かに燃えてる青い炎__それが彼女の本質なんです。独自解釈ですが(重要)
故に、白石紬という人間を、彼女の言葉で歌った歌であるならば、それは「Silent Joker」や「瑠璃色金魚と花菖蒲」の様に曲調と歌詞とがミスマッチであって欲しいし、特に歌詞は、詩的で真意を汲み取りづらくあって欲しい。何故なら、見てくれと本質との乖離や口下手であることが、白石紬のキャラクターであるからです。それを、曲調と歌詞のミスマッチ、歌詞の難解さで表現するのって、めちゃめちゃオシャレで僕は大好きなんですよね。
僕の中にそういう解釈というか観念というか、そういうものがあったので、紬の2曲目は絶対に「瑠璃金」と似たような感じで来ると思っていました。
勿論、彼女もミリシタリリース以来さまざまなイベントに出演している訳ですから、そこで幾らかの成長があって、「イキリ金魚」「最弱」属性が弱まったとか、対人能力が向上するとか、あったのでしょう。ですが、私のアサアサチャプチャプ知識では、彼女のこの2年にさしたる成長を感じられなかったというのも、彼女の2曲目は「瑠璃金」系統であると予想していた根拠の一つですね。
皆さん知っての通り、私の予想は大ハズレでした。「さかしまの言葉」は、平易な言葉で紬の心境を歌ったバラードでした。チックショーーー!!!
まぁね、確かにね、2周年イベの時のメールなんか「お前お前お前〜〜〜〜〜〜そんな事、言っちゃって良いんですかァ〜〜〜〜!?!?」って感じだったし、私の目には成長の感じられなかったイベント群も、「あの中で失敗を経たんだから、見えないところで成長しててもええやろ」って言われたらそこまでですから。だからそう、紬はコミュ強であるところの恵美とファミレスに行ったり、
「紬はさー、友達と普段どんなとこ行くの?」「甘味処へ赴くことが多いですね。特に、スイーツバイキングが云々」
「じゃあさー、今度、アタシも連れてってよ!紬の行きつけにさ!」
みたいな会話してるんですわ。そいで、700円くらいするかき氷食ってるんですわ。理解るか?
脱線してしまった……とにかく、「さかしまの言葉」は僕の予想に反して、平易な言葉で彼女の想いを歌うバラードであった訳ですが、私には彼女が何処でどう成長したのかよう分からんから「うーん」って感じなんですよね。
この歌が白石紬の在りようを、これからを規定するという考え方も全然アリだとは思いますけどね。紬もこう言ってるし
でも、キャラソンなら先にキャラがあって、その後で曲があって欲しい、私はそう思います。紬はミリシタからの新規で、背景が薄いから尚更ね……
しかし、事実として白石紬は「さかしまの言葉」を歌ってるんだから、それは受け入れなきゃいけないんですよね。2周年のメールとか、あと今回のコミュのエピローグは確かに素直でしたし、これからは、徐々にほぐれていくと言いますか、堅苦しさが逓減するようですので、彼女の今後に期待ですね。
にしても、いい笑顔だ……
歌とキャラクター
私、このテーマには結構入れ込んでおりまして、あるソロ曲がキャラクターソングなのかアイドルソングなのか、とか考えるのが大好きなんです。
例えば、上で紹介した「さかしまの言葉」は十中十でキャラクターソングだと思いますが、フローズン・ワードはどっちなのか私の中でも結論が出ない……みたいなことをよく考えているわけです。この話もいずれしましょう。
補足しておくと、私の定義では、キャラクターソングはそのキャラクターに固有な個別の事象を歌にしたものであり、アイドルソングは歌い手に依らない普遍的な事象を歌にしたものであります。
ここでは上の定義を採用し、あと、今さらな話ですが「アイマスの曲にはキャラソンとアイドルソングの2種類がある」という事で話を進めていきます。
キャラクターを理解した上で聴くキャラソンにはかなりの破壊力があります。勿論、「こいつは一体どういう思いでこの曲を歌ってるんだろうか」「こいつ歌詞の意味理解出来てんのかな?」とか考えられるので、キャラクターを理解した上で聴くという条件ではアイドルソングにも同じような破壊力がありますが、手軽さが違います。私に於ける白石紬の様に、偏見に基づいた雑な解釈しかなくてもエモを享受出来る……それがキャラソンの強いところです。アイドルがアイドルソングを歌う背景にまで思いを馳せるのは、私にとっては少し難しい事です。多分恵美でしか出来ません。しかし、キャラソンとキャラクターを結びつけるというのは、読者の多くにも可能であるかと思います。
これによって、キャラクターソングは"強い"曲でなくとも、エモさで人々の心に刺さっていくわけです。私なんかは「BPM高い曲しか好きじゃねえ!」みたいな、感受性ゼロのチンパンなんですけど、それでも「さかしまの言葉」は刺さってますし、Everlastingはめちゃめっちゃ好きです。キャラソンは分かりやすくエモいから、感受性ゼロのオタクの心にだってズブズブ刺さっていくんです。
逆に言えば、キャラクターソングというのは、そういう雑な解釈すら持ち合わせていない場合、アイドルソングと実質的には同じ存在になるわけです。さっきも言いましたが、私は基本「BPM高い曲しか好きじゃねえ!」みたいな感受性ゼロのチンパンなので、バラードで知らんキャラクターのキャラソンだと、マジ、唾棄。……唾棄は言い過ぎですけど、聴く気起きないし、ラんダム再生で流れると「早く終われ……」ってなっちゃうのはマジです。
何が言いたいかってーと、キャラクターソングの強さは曲外由来のエモに依存してる所が大きいって話です。「瑠璃金」みたいに曲調から"強い"やつは無傷ですけど、「さかしまの言葉」みたいな曲調だと、曲外にあるエモの源泉にアクセス出来ない人間にとっては、二流のアイドルソングなわけですよ。友人Aが「実際のアイドルはあんなん殆ど歌わない」って言ってましたし、曲調が"強くない"アイドルソングは、多分、二流です。
当然ながら、私はソロ曲のある全てのアイドルについて雑な解釈を持ってる訳ではありません。りなぽよとか、ぶっちゃけ全然知らないですしLoveハズカムも全く聴いた事ないです。だから多分、僕が見出してないだけで、まだまだたくさんのエモい曲がアイマスに、アイマスの外に、あるのでしょう。なんだかもったいないですね。
感性の貧困
突然センター現代文に出てきそうなテーマになりましたが、そんな深刻な話ではありません。
上でも言いましたが、私は「BPM高い曲しか好きじゃねえ!」みたいな、感受性ゼロのチンパンです。一部例外はありますが、基本的にはそうです。この難儀な嗜癖のせいで、私はかなり大変な目にあったものです。
普通の曲って、遅いんですよね。周囲の人間が聴く曲、流行りの曲、周囲の人間が勧めてくる曲。全部遅いんですよね。知らん奴がまったりとご高説垂れていて、1ミリも刺さらない。あと俺はもっと電車音楽〜って感じじゃないと嫌。教養がないから言語化出来ねえ。洋楽なんか一番ダメ。何言ってるか分かんねえもん。理解にそんな努力を割きたくない……
そういうゴミみたいな感性をしているので、私の心はオタクミュージックでしか癒されない訳であります。
音楽というのは話題としてかなり強いんですよね。全く音楽を聴かない人間なんて、まず居ませんから。共通の話題としての性能がめっちゃ高いんです。だけども僕は、そこで他人と噛み合わない。致命的なまでに噛み合わない。嘗ては歩み寄ろうと努力したこともあったのですが、まぁ、無理でしたね。普通の曲を聴き漁った後で聴いた「フラッター現象の顛末と単一指向性の感情論」は本当に最高だったな……(トオイメ
感性の貧困は不幸しか生みません。私は量的功利主義者なので、「良い」と思えるものが多ければ多いほど、人は幸せになれるものと考えています。感性の貧困は、その「良い」の幅を狭めてしまう、憎むべきものです。ですが、人間そう簡単に嫌いなものを好きになれるはずもありません。多分、私はこの感性の貧困に苛まれて一生を終えるのでしょう。
つまり何が言いたいかってーと……なんでしょうか?分からない。2時間くらい前の自分が何でこんなテーマを置いたのかもよく分からないから、適当にそれっぽい事を書いているのが現状です。
まぁ、皆さんは私みたく感性の貧困に陥って苦しまないよう、色んなものに手を出して、色んなものを好きになってください。手遅れだと思うけど。
(よし、上手くまとめられたな!)
打打打打打打打打打打っと書き上げたので、多分誤字脱字祭りですし、内容が無いようって感じだと思いますが、これはまぁ、良く言えば自己満足、悪く言えばオナニーなので許してやってください。