灰燼に記す

アイマスPの雑記。不定期更新

【連載】第17回 歯と爪(5)(緑)(緑)

 

予約投稿を水曜の0時に戻したけど、その通りに行くのかは分からない。

だめでした......

 

 

結論:なりたい自分になれる

俺は美少女になりたい。正確に言うなら、美少女でありたかった。

人は誰しも変身願望があると思う。俺はこういう語り口だから、前提に無理があり過ぎると脳内の邪悪なオーディエンスにいつも批評されるが、こればかりは本当に誰しもが持っていると、少なくとも俺の目にはそう見えている。

長々と書きたかったが、気付いたら予約投稿の日時を過ぎてしまったので簡潔にまとめる。衣食住における決定権って実は大きくて、自分をカスタマイズする為に使った方が良さそうってこと

 

 

歯の話

歯が痛過ぎて歯医者に行った。予約できたのが痛み出して4日後とかで、もう全然痛くなくなってたけど、予約しちゃったもんだから行くしかなかった。

レントゲンを撮られた。デカ過ぎて俺の周りを回る装置若干引っかかってたけど、ちゃんと取れてて良かった。あと親知らずは俺も知らないうちに真っ直ぐ生えて奥歯として活躍してるらしい。大虫歯になるとか、向きがヤバいとかよく聞くのにお前はえらいな......

じっさいに歯を見てみても、痛むところに虫歯はなかった。が、下が痛いと思ったら上に虫歯があった。歯あるあるだ、どこが痛いかマジで分からない。それ込みで、めっちゃ押したりして確認したはずなんだけどな......不思議〜

あと歯軋りのし過ぎで犬歯が真っ平らになってるらしい。面白い!でも俺には歯軋りしてる印象が無いから、多分寝てる間に凄いんだろうな.....マウスピース勧められたけど、なんとなく断った。金ないねん、虫歯を治すのも正直嫌なくらいには。

歯が痛いのも、噛み締めたり歯軋りしたりの負担が噴出してるからではみたいな仮説を聞かされた。俺にその自覚はないし、痛いのって寝起きとかじゃなくて何か食べてる時だから、不思議だ。

とりあえず関係ないところの虫歯を治すことにした。すっげ〜鮮明な写真見せてくれるんだけどマジでキモいね、虫歯。はよ根絶せえ。

歯医者、Day2。15分で終わった。なんか型をとって仮の詰め物して終わった。この詰め物が厄介で、微妙に削った部分を覆い切ってなくて歯に∩みたいな形の、穴の空いた出っ張りがある。気持ち悪い。あと感触も最悪。その日中はぶよぶよで気持ち悪かったし、翌日以降も微妙に嫌だ。

 

しばらくして、歯痛の原因が判明した。コントローラーを外付けにしたせいでイカれている、横向きに寝ながら床に置いたSwitchの画面を見てペルソナ5をやる姿勢、これが歯に負担をかけてる。体重の幾分かを噛み締めることで支えてる感がある。絶対これだ。ペルソナ漬け生活4日目の深夜から痛むみたいなので、4日弱耐えてるのが不思議ではある。

 

 

 

スクラップブックのコーナー

無感動な1週間だった。歯とペルソナとマスターデュエルに翻弄されて、何も見ていなかった。

 

 

無味乾燥が過ぎるなぁ〜

 

【連載】第16回 ペルソナ5 ザ・ロイヤル

もうウマ娘の感想も書かないから、投稿は元の水曜日に戻したい。そういう意味のないことを積み重ねること自体が意味になっていく気がするから

 

 

 

スクラップブックのコーナー

よきイラスト


なんだかんだ原点のひとつではあるし、セイバー結構好きかも......っていつかも書いたはずなのに記事がない。ペルソナ5の感想だけじゃなくてコレも消えてたか

 

よき馬

この世界に馬は2種類しかいない。イクイノックスか、それ以外か_______

イクイノックス、いよいよディープ・オルフェの2大巨頭に並ぶか超えるかという域に来たと思います。良い時代に競馬見てるわと思いつつ、ディープオルフェ含めその血統の果てを見ることは叶わないのが本当に悲しくてならない。アーモンドアイもそうだよ、牝系がどうなってくかなんてマジで半世紀とか経たないと判断できないこともあり得るから

なんつってたら引退が決まった。血統のオタクが考える最高の配合n選したいな。でも日本にどんな繁殖牝馬居るかまるで知らないから大変そうだ......

 

 

読書するニート

就活、通院、カウンセリングといったあらゆる今すべきことを投げ出して読書にハマっています。2週間前の記事でも書いた5冊、まだ1つも読み終わってないし、半分は飽きちゃった。

夏目漱石は俺あんまりだなとか、エッセーは面白いけど進まんなとか、ノリで難しそうな本を買うとやっぱ苦戦するなとか、色々と学んでいます。これでより良い読書体験を積み重ねていきたいね......

よう分からんなりに『明るい部屋』読んでるけど、よう分からんが強過ぎる。ただなんとなく文章が良い雰囲気なので、同じ訳者の本を買ってみても良いかもしれない。

なんとなく短歌(詩)ブームが来て歌集も3つ買ったけど、ひとつはオタクとあーだこーだ言いながら読んで、もうひとつはまだ早いと思って積んで、最後のひとつはKindleのセールで若干安くなってたからさっき買った。ただ、今は自分の中にポエジーが無いので、積んでいた方が良いかもしれない。"調子"にかなり色々なものが左右される人生やめて、飽きるまでは競馬とかアイマスくらいハマりたいんだけどなぁ、上手くいかないわ

ただ、もったいないという視点を捨てれば、本って別に今読まなくても良いし、全部読まなくて良いんだよな。そういう選択肢がある事から逃げないというのも、ウキウキ読書ライフを継続するのに大切な気がする。積ん読と斜め読みだけで文化人になりたい、あわよくばそれで財を成したい。これは本心からの願いです

 

今欲しい本も、具体的な書名を考えてないものを含めてたくさんある。

まず雲、雲について知りたい。さいきん頻繁に夕陽を見に出かけているので、空とか雲に興味があります。名前でも、メカニズムでも、あるいは伝承とか神話でも、とにかくあらゆる面で空をもっと知りたい。ちな、星はめざしてない。逆に(?)、気象予報士の勉強とかしたら分かるのかな。絶対したくないけど

メディア論?メディア史?みたいなものも気になる。羽生結弦離婚とか大谷翔平の犬がどうこうとかくだらないニュースを見てると、何が彼らにここまでの権力を与えて来たのかなと疑問に思う。プライバシーみたいな概念が新しいのって全然実感できない、侵されるの嫌過ぎるから。そういうところの歴史的な変遷とか、私気になります。

以前の記事でも取り上げた「うごめ紀」というYoutuberが紹介していた『陸の深海生物』という図鑑?も気になっている。地下性生物についてめちゃくちゃ細かく書いてあって面白いらしい。正直うごめ紀の動画以上の事は知らないしそんな興味もないけど、深海生物みたいなアングラ界の陽キャより特別感があって逆張りスト精神をくすぐられます。定価3520円(税込)なので、おいそれと手を出せるもんじゃないのが残念。でも気になる〜〜〜

ずっと言ってることのひとつだけど、ゲルハルト・リヒターの画集も気になる。別に彼もその前後のアートの流れみたいなものも全然知らないけど、なんとなく迫力を感じるし、写真の登場で芸術家は何を考えたか......みたいなのが垣間見えたら『明るい部屋』の理解がちょっと深まりそうだし、何より名前がカッコ良過ぎる。ウイポ会心の出来の馬が作れたら命名してます。やっぱり実物はえらいという意見があることは知ってるし、ごちゃごちゃ言う前にテート美術館展行くべきなんだよな〜〜〜行くか〜?

競馬とゲームはマジで好きだけど、詩とか現代アートとかもっと言うと文化的な営みの全てが"ブ"る為に思えてしまうのはなんなんすかね

 

勢いで美術館を目指したものの、駅で勢いが絶えてしまった。代わりに本屋巡ったけど、『陸の深海生物』は今の俺にはマニアック過ぎたし、雲は「これを覚えるのかね......?」と思ったし、リヒターの本は作品を知らんで買うのもなぁとやっぱり思った。結局何も買わずに帰った。

したいこともできないこんなメンタルじゃ メンタル

 

ペルソナ5をやったぞ!(ネタバレあり・画像なし・長い)

ペルソナ5 ザ・ロイヤルを今更プレイしました

とりあえず1周目が終わって、でも3学期突入できなくて、改造済みモデルガンと伊邪那岐大神・賊神に2周目の全てを薙ぎ払ってもらっているところです。コントローラー買ったからスクショも出来るようになったんだけど、全く撮らなかったな......もったいない

まず、めちゃくちゃ面白い!ペルソナ4のエッセンスを感じさせつつ全てが今っぽくてすごい。本当に続編の新作なんだって当たり前の感覚が嬉しい。ストーリーはかなり良かった。良かった、が、怪盗団がたまにちゃんと悪いことしてるのと、そのクセ通底するテーマとして信じた正義が〜って言うのはちょっとノリきれないところがあった。いや、だからこそ、あの明智吾郎のアルカナが『正義』なの本当良くて......しかも今調べたら選択肢次第で生き残るらしくて......ォァァァァ......

明智マジで良かった。パンケーキの件はモルガナの発言に反応したってこと?とは思ったけど、その時にそうだと確認してなかったから言われてからアーーーーーー!!!!悔しい!絶対見抜けたよ、マジマジ、本当だって。でもマジで気付いてないから、冴が勝手に明智疑い出した感じになっちゃってウケてた。悔しい。俺あいつに尻尾振ってコープ進めてたんだよ、お陰で(?)手袋も投げられたぞ、その結果がこれかよ......でもバーサーク明智も好きだよ

これはもうずっとそうなんだけど、調子乗りまくりの竜司がストレスフルだった。明智嫌い過ぎるのは回収出来たから良いけど、最後の走り出してから爆発までの流れは「今、ヘイト管理をされています!」と思いました。

4もそうだったけど、ビジュアルではそんな惹かれないのに女が可愛過ぎる。尾行する真、可愛すぎです。「彼氏のフリをして欲しいの」とか言われたら本気にしちゃうよ俺......あれで年上なのも可愛い。もう全部可愛い。

双葉、双葉はいちばんヤバい。むか〜し公式サイト見た時の朧げな記憶が「オレンジ髪のメガネ可愛いじゃん」と言っていたけど、そんなんどうでも良いです。頑張って頑張って頑張って、一歩踏み出せた結果、主人公にベッタリなのはズルじゃん。放っとけるわけないじゃん。まぁどこに居るのか知らんくて1か月くらいコープ進めないでいたけど......ルブランに居るとか言って、店外だとは思うまいて

双葉はマジでヤバい。主人公を振り回してくれる感じとそれでいて主人公大好きなところが本当にヤバい。恋人になった後の調子の乗り方もすごい。ヘイカレシ!じゃないねん、好きになっちゃうだろ......

それはそれとして、武見妙がエロ過ぎる。あいつバレンタインすっぽかした時に「夜行性のモルモット 部屋の電気は消し忘れ?」って七五調で詰めて来たの面白くて好き

ペルソナへたくそ(いちいちアルカナ合ってるペルソナを用意するのが面倒なだけ)で、ぜんぜんコープ埋まんないから女性キャラで10まで行ったのこの3人だけです。杏と春と占い師のこと何も知らない。ダメ寅と明智に尻尾振ってました。嘘、無駄に武見妙とイチャイチャしてた分の損もある。

看守も可愛いな。でもあのお出かけイベントでコープ進めさせてくれよ。面倒なんだよペルソナ作るやつ......2周目は頑張るぞ

中盤くらいで「最初にペルソナ使いつつ逃亡してたら捕まったけど、パレスに警察がおるんか?」「何で拷問された上で冴が来るんだ?」と気付いたあたりで祐介が「現実世界と瓜二つのパレスもあり得る」とか言い出してキタキタキタキタと思った。真相は思ってたんと違ったけど、良かったです。「どういう事なの〜〜〜!?」って予想してる時間がいちばん楽しいみたいなところある。

そういえば祐介もかなり良かったな......コープ7くらいまでしか進んでないけど、ロコPだからああいうキャラクター好きになっちゃう。本当にテオになりたいんだが......?

 

 

【連載】第15回 投稿忘れてた

 

空白

ペルソナ5が面白い話を長々と書いたはずなのに、消えている。1周目が終わった(3学期には突入できなかった)ので、次回は何か書きたいな。もう色々覚えてないんだけど.......

武見妙がいちばんエロい、新島真がいちばんかわいい、佐倉双葉がいちばん好き。俺はこれで行く......

 

スクラップブックのコーナー

よきイラスト

滲んでて線の曖昧な雰囲気と、冷たさすら感じさせる角張った欠落がなんか好きだ

 

よきツイート

ないよ!

このコーナーもうやめよう

 

よき馬

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古の馬、Never Say Die。英ダービーセントレジャーの2冠を制した、Nasrullah直仔の中でも指折りの名馬。

面白いのはその血統。本馬はヨーロッパにおけるNasrullahの最終世代......らしいのだが、その割には母父War Admiralだし、生国もアメリカだし、アメリカ人過ぎる。それでいてイギリスで走ってるのも面白い。

母母父はVatout、馴染みない名前だが、Bois Rousselの父、シンザンの3代父と言えば多少は伝わるだろうか。これはフランスの種牡馬であり、血統も完全にフランス。

母母母父はSir Gallahad、前述のBois Rousselの半兄でフランス産馬だが、アメリカに渡って大成功を収めた種牡馬

母母母母父から後ろはイギリスっぽい血統。

つまり、5代前から英→米→仏→米→英と代を重ねるごとに違う地域の種牡馬と交配して来た、ウイポみたいな血統なのだ。

この国際色豊か(?)な血統のお陰か、Never Say Dieの血は日本で大ブーム!後継種牡馬は根こそぎ日本に輸出され、そしてその全ての系統が絶滅してしまいました。ヨーロッパに残しておけば多少は繋がったかもしれないのに......
しかし現代競馬に及ぼす影響が皆無かというとそんなことはなく、母父父としてサクラユタカオーを送り出しています

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↑クロスがすごくて気持ち良い

サクラユタカオーはご存知サクラバクシンオーの父、バクシンはキタサンブラックの母父、キタサンブラックは......と、現代の最前線にも、Never Say Dieの血は僅かながらに流れています。あとバクシン直系も残ってるし、最近だとオオバンブルマイ筆頭にルシュクルの末裔がバンバカ活躍していきそうな予感。

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サクラバクシンオー×Unbridled's Songの全妹という、国を跨ぐ良血ルシュクル。キタサンブラックUnbridled's Song流行ってるし、どえらい事になっていったら面白い

 

 

 

 

[連載]第14回 興味を持ったら一直線だが、飽きっぽい一面も持つ

 

 

 

 

スクラップブックのコーナー

よきイラスト

たまたまyoutubeのオススメ欄に流れて来たサムネイルが最高過ぎたので、調べた。

このせいで一時的にTwitterのオススメ欄がadoだらけになったのは許せねえ。これっぽい絵を流せよ

ado、『阿修羅ちゃん』と『ギラギラ』しか知らないけど良いとは思っています。

 

よきツイート

とくにない。インターネットは殺風景でした。みんなシャニソンかちいかわか、いつも通りの差別の話をしています。

 

よき馬

後述するかもしれないが、急速に競馬モチベが下落したので、特にない。強いていうなら母父ディープの躍進スゲーくらい?

今のウマアニメもエリ女マイルCSも正直どうでも良いし、JCだなやっぱ......

 

 

読書楽しすぎワロタ

11/5に3冊の本を買った。1冊は読み終わり、1冊は読み終わりそうで、最後の1冊はもう読まない。これを近所の景色が綺麗な場所に持って行って、夕陽を浴びながら読んでいたのは、前回も書いた。

今週は我慢できなくて、更に5冊の本を買った。うち1冊は文庫本ではなくて、2800円+税のハードカバー。高え〜の。でも面白ぇ〜の

毎度毎度、外で本を読んで、そのたびに空の写真を撮っている。なんと優雅なのでしょう。本当は本に日光当てない方が良いんだけど......買った本だしええやろ

6月5日に本を買い始めて、夏はほとんど読まず、9月4日に買い足した2冊はいまだに積んでいて、『好き?好き?大好き?』で再燃した、この一連の読書・ムーブメントが、ようやっと実を結んできた感がある。難し過ぎず簡単過ぎずの良い本を選ぶ嗅覚を身につけられたというのが大きい。今もう買い足したい本が3冊くらいあるし、いざ本屋に行ったら色々目について結局5冊くらい買ってしまいそう。

俺の悪いところで、あるものにハマると他のものが見えなくなってしまう。今は競馬とシャニソンとペペロンチーノとカレーが見えない。本にしか興味がない。

 

 

ゲームって何が面白いの

アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism、通称シャニソンの配信が開始された。TLでは割とみんな楽しんでる様子です。鈴木が可愛いのと、メガネをかけられるの、円香にかわいい曲を踊らせるの、咲耶強過ぎ問題、あたりが今の流行らしいです。

自分も一応始めるだけ始めたけど、全然しっくり来なくて4曲くらい叩いたっきりです。

一方で、昨晩は『ファミレスを享受せよ』というゲームを夢中でプレイしていました。

もともとオタクが推してたゲームだったし、PV流し見した感じ良さそうだったし、電子書籍を買いたくなるかも.....と思って5000円くらい浮かせてたし、買えたから買ってしまった。

めっっっっっちゃ面白かった。いや、こんな沢山の小さい つ を使うような雰囲気じゃないとは思うんだけど、でも凄く良かった。

ゲームで言うと、『都市伝説解体センター』もめちゃくちゃ面白そうだ。廻屋がエロいし、ドット絵大好き出し、何より雰囲気が良い。オタクはロアが好き。

シャニソンの出来が悪いとはあんまり思わないけど、なんでインディーズのゲームばっか楽しくなってしまったんだろう。そういえばスイカゲームも未だにたまにやっちゃうし、その前はNEEDY GIRL OVERDOSEにドハマりしてた。

買い切りか否か、というのは大きな違いだろう。買い切りのゲームには終わりがあって、ソシャゲには多くの場合終わりがない。俺がずっとやってるfgoも、引き伸ばしフェーズ入った上に引き伸ばしの話すら進まずに5カ月経った。シャニマスは、まぁ俺が追ってないだけで「これからも彼女達はアイドルであり続ける....完!」みたいな終わりを最新のイベコミュで迎えてたりするのかもしれないけど、俺はそういう終わり方好きじゃない。本当に終わって欲しい。芹沢あさひだって、一体いつまで中学2年生なんだ?シャニソンのタイミングって歳を取らせられる最後のチャンスだったと思う。enzaもやっていく感じ出してるし無理なのかな。悲しい。

買い切りだと絶対そうという訳ではないだろうけど、ガチャの要素がないのは本当に最高だ。真剣にやってるというか、そのゲームが大好きというか、とにかくそういうところがないと、ガチャに金なんてかけてられない。シャニマスで言えば、ガチャを回す事には2つのメリットがある。1つは物語であり、1つは強さだ。特にシャニマスは物語が強い。トゥルーエンドが見たくて周回してた時は本当に楽しかった。確か最初に見たのは【バッドガールの羽ばたき】西城樹里だったけど、感動したもんね......。ただ、これは個人的な事情だけど、毎回天井できるほどの金も石も無いのだ。そうやって一番好きな芹沢のカードすら歯抜けになっていって、何くそと金をかけると言うよりはむしろ、どうでも良くなってしまった。強さの面に関しても同じような事が言える。最初はグレ6で満足してたけど、【空と青とアイツ】を完凸したことで可能性が見えて、課金しまくってグレ7に一度だけ触れた事があった。あの達成感と言ったらなかったが、維持は当然できなかったし、プロデュースのサポートも、どんどん型落ちになっていく。それを防ぐには、芹沢じゃないガシャを回して、芹沢じゃないアイドルを強くしなければならない。面白くなくなって、やめた。ガシャもそうだけど、育成もどんどん型落ちになっていく。半年にいっぺん新しいルールを覚えてとにかく周回しなきゃいけないのは流石にしんどかった。だって周回に終わりが無いんだもの。絶対にいつか無価値になるんだもの。そうやってふと俯瞰に立ってしまわないくらいアイマスを好きでいたかったな。

これウマ娘も完全に同じだ。強いサポート以外無価値、最新シナリオ以外ほぼ無価値、周回は運ゲーで終わりもない。

ゲームって終わりがあるのが面白いのかもしれない。

 

 

神/太陽/リトルミズキ/集団ストーカー

なぜルールを守るのかといえば、答えは2つ考えられる。ひとつは秩序のため、もうひとつは罰されないためである。つまりは、メリットあるいはデメリットと比較して、ルールを守るという不合理を受け入れることがより合理的だから、人はルールを守れるのだと思う。

 

......ああ、メモが消えてしまった。困った。

とにかく、ひとは内面化した暴力装置にしたがって秩序のため罰をうけないために生きているように思える。

宗教観の薄い私にとって、この場合の神とは神そのものがビンタなりで人を裁くのではなく、なにかよくない出来事の中に見出すものである。太陽とは、私が幼少期母親に言われた「お天道様が見てるよ」とは社会の換言である。社会は蛮行を決して見逃さず、それを必ず裁くという内面化したルールの象徴が太陽である。リトルミズキとは、魔法少女の肩に乗るマスコットであり、知性ある妖精である。俺の心に巣食うリトルあっしゅは、助言などしない。俺を裁くばかりである。集団ストーカーとは、病的に内面化した社会であろう。事実として人は人を常に監視しているし、同時に無関心でもある。1億の目はやはりあなたを裁く機会を伺っているだけで、決して助けてはくれない。

いびつに内面化した暴力装置。いびつに内面化した社会。いびつな姿のマスコット。俺を監視して裁きをくだす、架空の神たるリトルあっしゅ。彼を集団ストーカーにしないために、俺は何ができるのだろう。俺が俺を認める為に何をすれば良いのだろう。俺が俺を認める俺を認める為に何をすれば良いのだろう。無限に続く不信の螺旋階段を降りた先には、多分、神がいる。そこまで降りて行ければ、文字通り神憑(がか)った解決策が見つかるかもしれない。

普段考えていることをまとめる為にメモしているのに、これではメモそのものか、メモのメモだ。まともな文章を作りたい

 

 

[連載]第13回 

 

どんどん内容が薄くなっていく。最近メンタル死にかけで、何も考えてないから。

 

 

スクラップブックのコーナー

よきイラスト

昔ながらのキモオタなので、黒髪・物静か・スレンダーの謎多き美少女が本当に好きです

 

なんか元ネタがありそうだけど分からない。

色彩というにはやわらか過ぎる雰囲気と、ちいちゃいライスシャワーが猫みたいに気ままに過ごしてる情景が好きです。

 

よきツイート

「ゆうこちゃんの母国語」っていい表現だ。いくらでも発展できそうだし

 

よき馬

先週くらいまでは世界で一番アツい馬だった、イクイノックス。秋天の完勝&大レコードで、俺的史上最強馬の最有力候補になりました。令和のテイエムオペラオーだけど、勝ち方がエグい。和田とルメールの差か??

書くのめんどいな......ベリファ、Linamix、Unbridled's Song......そういうこと。やっぱフランス血統だな〜

 

 

メモする

日記を書いて、ブログにも日々思ったことをまとめて、俺にはなお何かが足りない気がする。

なんか"出せる"気がして短歌をよんでみたが、しっくり来ない。猿真似で、ひとりよがりで、そういうものに何か価値を見出し、見出さざるを得ない俺が気持ち悪い。やっぱこういうのは練らにゃいかんのですよ。

というわけで、日々思った事をより簡潔に、感覚的に記録しておく事にした。こういうのは寝かせておくと勝手に発酵して、勝手に美味しくなる。

インプットも増やしたい。Twitterでしか文字に触れないし、Twitterも日記もブログもかなり文体が固定化されてしまっている感がある。これを打破するには、全く新しい文書に触れ続けるしかないんじゃないかと思う。

 

 

工事と

かなり長いこと、住んでいるアパートで大工事をしていた。建物の周りをぐるっと足場が取り囲んでいて、朝から夕方まで人の声がして、金属音が響いて、窓の外を影が通る。

これがよくなかったのか、工事してる間ず〜〜〜っとなんかダメだった。天気もあんまよくなかったしな、そのへんのコンボ決まってfatalityって感じ。

でも、俺は工事してる間「今、工事によってストレスが溜まっていっておるなぁ」とは微塵も感じなかった。工事終わってから、なんか調子悪かったな〜→もしかして工事のせい?って推測しただけ。実際のところ工事のせいかは分からないけど、自分でも自分が何を感じて何を考えてるか分からないっていう、最近の感覚を補強する出来事だった。

でも工事ごときがストレスなの癪じゃないですか?社会で生きていける気がしないです

 

 

空を見ています

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ここ3日、連続で夕陽を見に出かけています。そして、買ったけど読まない本をベンチで読んでいます。信じられないくらい優雅。俺の体重が今の半分でCV.櫻井孝宏じゃないことが本当に残念です。

毎日大学行く生活にいずれ戻っていくことを考えると、せめて毎日同じ時間に家を出るくらいの習慣はあっても良いのかもしれない。

同じ場所から同じ夕陽を見ていても飽きるけど、究極寝っ転がれるベンチってなかなか無いよなぁ 豊かな自然が欲しい。温泉とか嫌いだけど湯治に行きたい。昔の人はそれで病気治してんだから

 

 

[連載]第12回 🟪🟦だけど任せとけ

 

 

ウマアニメの話を熱いうちに書きたいし、しばらく木曜23:59更新にする。

 

 

Wintermute, dawnを読んだ(感想なし)

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スゥーーーーーーーーーッ
最高です!

 

告知の時点で最高の匂いしてたし、イラストの芹沢イケメン過ぎるし、もう何もかも最高な予感しかない。100億年振りだわ、イベント期間中にコミュ読んだの。

芹沢の芹沢らしさが相変わらずよく表現されつつ、途中に挟まる芹沢が苦しむパートが本当、俺も息が詰まりそうになった。なんでそれが良いのかは分からない。真に迫ったものは、それだけで価値があるのかもしれないし、芹沢が苦しむ姿に興奮する変態なのかもしれない。

 

感想を長々と書く元気は無いので、良かったとだけ.....

いつか書きたいな〜

 

 

ドゥラメンテが喋った!!

ウマ娘3期の5話を見ました。やっとこさやって来たドゥラメンテ回。

今まで一切見せて来なかった気性難の一面は良かった。菊花賞見に来てんのにキタサンブラックは覚えてないのよく分からんけど......

良くない言い方だけど、一番の見所であるドゥラメンテ退場が次週持ち越しなのはちょっと残念だったな......1週間どんな気持ちで過ごせば良いんだよ、

リバーライト誰〜の賛否が話題になったりなんなかったりしてるけど、俺は否よりだな。言うたら「む〜り〜」とか「マークする相手間違えた!」とか、そのノリじゃん。シリアスにいきなりギャグぶっ込むやん。2期でやめたんじゃないんか、それは......RTTTみたいにしろとまでは言わんけど、レースはシリアスで貫いて欲しかったな〜

 

 

 

 

 

手痛い停滞 

何にもして無さ過ぎて、先週はブログに書くこともなかった。今週も相当ひどい。これを書いている金曜日まで、少なくとも水・木・金の3日間は何も出来ていない。本当はやるべきことがあるのだが、やりたいことすらマトモにできない。

やるべきこと① 就活

本当に、本当の本当に、就活したくない。でもいつかはしなきゃいけない。5月から「しなきゃなぁ、嫌だなぁ」と思い続けて半年弱、何にもしてない。嫌だろ、普通に。

だいたいこういうのは課題が漠然とし過ぎてて、デカ過ぎて、どうしたら良いのか分からないのが問題だ。でもどう頑張って分割しようにも、「なんらかのイベントに参加」「自己分析」「インターン」のどれかが待ち構えてる

イベントはもう日程を調べることすらできない。行きたくないイベントの日程だぞ、無理だろ。Act3が2月のいつかも知らねえんだこっちは。

自己分析は、嘘です。分析ではなく、粉飾とか、創作とか、そういう言葉の方が合う。そもそも、自分に強みがある、やりたい事がある、そう思い込んでるようなら狂わない。社会の要請に耐えうる人格を作るぞ〜と気合いを入れたくらいで作れたら、やっぱりここまで狂わない。狂ってるから分析に耐えうる自己が無いとも言える。何にせよおしまいです

インターン、最悪です。俺は働きたくないっつってんの。コミュニケーション、嫌過ぎワロタ。というか人間に会いたくない。人間なだけで嫌なのに、俺を糾弾する権利を持った人間なんでしょ、本当に嫌だ。二酸化炭素濃度の話しながら心臓を握るぞ。

 

やるべきこと②健康になる

大きく分けて2つ。「痩せる」と「治す」。

痩せるのはもう......不可能だわ。最近、飯食ってても面白くないしそれ自体は良い傾向だけど、だからってマトモ食生活が出来るかというと怪しい。夜走るやつもなんだかんだで全くやってない。運動をしなさい。運動を。俺の場合太ってるとかそういう次元じゃないんだよな、足腰の負荷、服が着れるかどうか、もっと言うと初対面の人間に対する印象。人生の根幹に悪影響を及ぼすレベルだから本当はなんとかしなきゃいけない。それでも無理なのって怠惰だから?病気だから?どっち???

治すのも、しんどい。もう1年も大学行かないで、自由気ままにぐでぐでしてる訳だけど、メンタルはまるで良化しない。むしろ自由なのにここまで狂うのは悪化しているとすら言えるんじゃないかな。どうしたら良いの?俺はいまだに俺が何に困って何が問題でこんなことになっているのか分からないし、もう生きてたくないっすよ、ウイポで言うところの芝⚪︎ダ⚪︎、あらゆる環境に適応できない出来損ないです。助けてください

やるぞ!と思っても、やれない。身体動かない。カスです。毎晩歩くくらいは頑張ってほしいけどなぁ。今日は歩こうね、せめてね。

 

やるべきこと③復学

まだ先の話だけど、これが本当〜〜〜〜〜〜に嫌だ。1回やって出来なかったことが何で2回目には出来ると思ってんだよ。俺は俺の成長の可能性をまるで信用してないし、実際、5ヶ月も4年生やってたのにまるで成長しないからボコボコに叩きのめされて大学行けなくなっちゃったわけで......正直怖い。どのくらい怖いかって、学生証再発行しに行けないくらい怖い。学生証見せるとスーパーで5%引きしてくれるのに、毎回俺は100%払って、相当な額を損してる。でも怖いし嫌だよ。どうしたらいいの???

復学したら1年間(正確には10ヵ月くらい?)研究して、論文読んで、スライド作って、それらを発表して、研究室のお偉方にボコボコにされて、帰って泣く生活が戻って来るわけです。本当に最悪。誰が好き好んで地獄に身を置くんだと思うし、そういう意味では大学も大学以外も等しく俺に苦痛を与える為だけに存在する地獄。殺してくれ。

1年かけても健康になれなさそう(まだ5ヵ月もある!という向きもあります)だから、本当に4月が怖い。8年ルールで言えばもう1年イケるし、もう2回4年生やるくらいならもう1休学した方が良いんじゃないかな......真剣に検討します。この辺は

 

 

なんとかは無味無臭のなんとか

上の方でも書いたけど、最近、食べてても楽しくない。美味しいな、美味しくないな、という感想はあっても、食というか満腹というか、あるいは口をいっぱいにして食道に無理矢理流し込む時の苦しさとか、ああいうものから得られる快楽が全くと言って良いほど感じられなくなってしまった。

とかなんとか言いつつ暴飲暴食してるから大嘘の病弱アピールな気もするけど、実感としてそうなんだからそうなんじゃないという気もします。

飯食うのまで面白くなくなったら、俺は一体何を楽しみに生きれば良いんでしょうか。競馬?競馬もねぇ、このあとBC終わったらマジで暇だぜ。新馬戦まで面白くないとすら言える。ウイポの新作も買うかは内容次第だし。人間関係も、みんなのライフステージがどんどん進んでいくのに俺だけ永遠に学部生だから失われていく一方。いつか本当の孤独が押し寄せて来る、その序章。

どうせいつか死ぬのに積極的に死ぬ奴が少ないのは、生きてる方が死ぬより楽しいからだろうけど、こうやって少しずつ楽しいことがなくなっていって、そんな無味無臭の人生を俺はどうしたら捨てないでいられるだろう。今死にたいと思うのと同時に、永遠に死にたくないとも思っているので、マジ、助けて欲しいです......

痛いのは痛いだけなのに何故嫌なのか、苦しいのは苦しいだけなのに何故嫌なのか、嫌なのは嫌なだけなのに何故嫌なのか。耐えるってなんで難しいのか。Cacoethesだ、そういう名前の競走馬がいます。ショドショドの実の全身衝動人間。反射的に衝動的に、痛みを、苦しみを、嫌さを、避けて生きている。昆虫のように生きて面白いはずがないだろう。

 

 

人は麺のみに生きるのである

ペペロンチーノ。それは君が見た光。僕が見た希望。

ペペロンチーノは美味い。炭水化物+油+ニンニク+唐辛子、たまに肉。美味しさの源泉だけを足し合わせて作ってるんだから、不味いはずがないのだ。
どこかの回で「ペペロンチーノに捧げるレクイエム」なんて書いた気がするが、もはやペペロンチーノはセブンイレブンで買うものではない。自分の手で作り出すものだ。

ここ2週間くらい、買い物に行くのもしんどい/行っても忘れるの発動で家に唐辛子が無く、ペペロンチーノ作れないから代わりにごま油+お茶漬けの素でパスタを消費していた。これはこれで美味いが、足りない。

ついに買った唐辛子で、日記によると2週間振りのペペロンチーノを作る。ベーコンはないし、いちいち唐辛子刻むの面倒だから輪切りのだし、麺は勝手の分からない生パスタ。しかし、これが信じられないくらい美味い。美味いから写真とかないです。

人生って、ペペロンチーノだ。

 

 

 

 

[連載]第11回 ジャンプで言ったら1巻の終わり

 

 

 

書くことが無さ過ぎるから、今週はスクラップブックだけ!!!

 

 

スクラップブックのコーナー

よきイラスト

形容する言葉を持ってないんだけど、こういう絵柄に何かとてつもない萌えとエロを感じる

 

「家に飾りたいかどうか」みたいな尺度あるけど、俺が大金持ちだったらこの絵はどこかに飾りたいな 良過ぎる。

 

褒めの語彙力が欲しい。切実に。

 

 

よきツイート

「抜いたことあるポケモン縛り」の大会に、無理矢理メタグロスで抜いて参戦して無双した〜みたいなインターネット昔話を思い出した。

そういう歪んだパワープレイがカッコよくて、"風潮"みたいなものに俺を左右されたくないっていう、この誰も幸せにできない矜持は、一体どこから芽生えてきたのでしょうか。

 

 

よき馬

ドゥレッツァ (Durezza)の血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com

今週はこの馬の話をせずにはいられない!新馬戦こそ3着だったものの、次走の未勝利戦から5連勝で菊花賞を制したドゥレッツァです!!!

去年のPOG指名馬だったから走るたび応援してたので、感慨深いです。春クラシック棒に振ってホンコンJCT出てた時は終わったと思ったけど、でも勝ちっぷりが毎回凄かったもんな......

 

血統的には菊花賞の3000mもつ感じじゃないと俺も思ってたけど、実際見てみると母父・母母父以外はそんな短距離志向強くない。

ドゥレッツァの血統

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そもそも母のモアザンセイクリッドはニュージーランドオークス馬、2400mのGⅠを勝っている。母父More Than Ready、母母父デインヒルの短距離適性は、少なくともこの母には受け継がれていないと考えるのが妥当だったんだろうなぁ。キタサンブラック菊花賞で信じるくらい難しいと思うけど

「母父と母母父以外は短距離志向が強くない」とはどこ見ていっているのか、という話だが、これは3代母の血統を見れば分かる

3代母Tamarinoの血統

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父のCaerleon仏ダービー(当時2400m)の勝ち馬で、種牡馬としてもSadler's Wellsからリーディングの座を奪取する活躍を見せた。日本ではフサイチコンコルドビワハイジが有名か。タイキシャトルの母父でもある

その血統は、母方はかなりアメリカ色が強いが、母父Round TablePrincequillo直仔で牝系は後述のAloeに遡る、長距離適性の高い血統だ。

母Fruitionはラインゴールド産駒。現代ではサクラバクシンオーに代表されるPrincely Gift系だが、母方は欧州の長距離血統のオンパレードで、自身も凱旋門賞を勝っている。種牡馬としては日本に輸入されたのが災いしたか活躍できなかったが、ドゥレッツァに加えて生粋の長距離馬フィエールマンがこの馬の血を受け継いでいる(他にもいるかも)

さらに母方を遡ると、こちらもAloeに行き着く。Aloeは先述のRound Tableの他にも、ディープインパクトを筆頭に、古くはAureoleやAlcide、もう少し最近の馬だとNashwanレイデオロ、それらとは反対に現代競馬におけるスピードの源泉として考えられたりするMixed Marriageなど、多様な活躍馬を送り出す名牝系の祖だ。

 

5代母Welsh FlameとBurghclere

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Caerleonとラインゴールドもスタミナに溢れる種牡馬ではあったが、ドゥレッツァを3000m走らせたのはこのWelsh Flameの血である気がしてならない。

ドゥレッツァの5代母(であり、サトノクラウン=菊花賞2着のタスティエーラの父の、父の母の母でもある)のWelsh Flameはご覧の通りどえらい数のインブリードがある。中でも特に重要なのがDonatelloとHyperionだ。

DonatelloはBlandford系を代表する大種牡馬

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特にCrepelloとAlycidonが競走馬としても種牡馬としても活躍して、その血を現代にまで伝えている。この時代(1934年生まれ)の馬になってくると流石に血統表を見てどうこう言うのは難しいが、IsonomyとSt.Simonの血をかなり濃く持っていて、薄くBend Orの多重クロスがあるのは何か良さそう。そして何より4代前にイギリス史上最高の名牝Pretty Pollyの名前があるのが良い。

St. Simonはスタミナ最強。Isonomyもスタミナ最強。血統を語る上での半分定義みたいなものです(もっと詳しければ、これが何故かも説明できるはず)。2代父BlandfordSt.Simonとその父Galopin、Isonomyとその父Sterlingをどえらい数クロスした血統。ここに更にSt.SimonとIsonomy足すんだから、そりゃあスタミナ最強種牡馬になることもあるよね

 

Hyperion第二次世界大戦前のイギリスを代表する歴史的名馬にして名種牡馬。その直系は今でこそ滅びかけているが、かつてその血は世界を席巻していた。

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St.Simonとその父Galopinの血がかなり濃く、Bend Orの薄いクロスを持ち、それ以外はだいたいTouchstoneに遡る異系の血。先述のDonatelloの3代父の母Canterbury Pilgrimを母父母に持つ。つまり、Donatelloの3代父とHyperionの母父は兄弟なのだ。このSwynfordとChaucerの半兄弟が両方入ってると、そりゃあもうとんでも無いくらいスタミナが強調される.....ことが多い(Welsh Flameの5代父Tudor Minstrelとか、例外もある)

 

要は、St.SimonとIsonomyが濃くてスタミナ盛り盛りの馬、の血を更に重ねているから、Welsh Flameには長距離適性を見出せる__という訳だ。

完全に余談だが、このWelsh Flameとよく似た血統を持つ馬が存在する。ディープインパクトの2代母、Burghclereだ

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牝系は先述の通りAloe系であり、母内とはいえHyeprionのクロスを持つほか、2代父はCrepelloである。他にはFair Trialとその母Lady Juror、Borealisが共通。特にBorealisは、ここでは分からないが母方にHyeprion×Swynfordを持ち、いかにもスタミナスタミナした血統。探せば他にも共通点あるだろうけど、面倒なのでしない。(Salmon-Troutは共通してたけど、だから何?)

 

アメリカの2冠馬にしてBCクラシック勝ち馬、相手が悪かったとはいえ2400mのベルモントSでは8馬身差の大敗を喫したサンデーサイレンスを父に持ちながら、特に長距離で圧倒的な強さを見せたディープインパクト。彼のスタミナの源泉は必然母方の血統である。長距離血統を詰め込まれた2代母のBurghclere、それと似通った血を5代血統表の隅っこに持つドゥレッツァが、父や母父や母母父に無いスタミナをそこから補うことができても不思議ではない。実際、母のモアザンセイクリッドは2400mのGⅠを勝っているのだから。

ここまで根気強く読んだ人には分かるかもしれないが、モアザンセイクリッドはオーストラリアの競走馬でこそあれど、その血統にオーストラリア特有の血は一切流れていない。強いて言うならばMore Than Readyはどっちかというと南半球の方が流行ってるし、デインヒルもかつてオーストラリアを席巻した馬ではある。しかしともに北半球でも見られる血で、特にデインヒルなんてヨーロッパじゃ多分1/3くらいの馬は持ってる。

ときおりリバティアイランドとあわせて「ドゥラメンテには豪州血統が合う!」なんて言われたりもするが、実際そうかは置いておいて、モアザンセイクリッドの血統にそのエッセンスはほとんどない。リバティアイランドもな.....All Americanは確かにオーストラリア感あるけど、BiscayとかSir TristramとかVainとか、新しいとこで言うならRedoute's ChoiceとかEncosta De Lagoとか、The オーストラリアな血は流れてなさそうだ。

 

St.Simon(Galopin)とIsonomyをスタミナの源泉と定義したように、More Than Readyとデインヒルを短距離適性の源泉と定義する事も、多分不自然ではない(デインヒルは印象以上に距離に融通きかす種牡馬だとは思うけど)。そしてTudor Minstrelのように、そういう図式でしか理解していないと異常だとしか思えない馬も出て来るが、この例でいえば母方の血がアメリカ由来の非常にスピードに優れた血統で、何かの拍子でそれが強く出たのだろうと考えることもできる。

血統を予想のファクターにするのは難しい。全きょうだいでも全然違うのに、〇〇系とくくって、母父〇〇とくくって、一体何が分かろうか。でも俺が参考にしてる人はPOGでタスティエーラ指名してんだよな、なんか見えてんのかな

ドゥレッツァは(多分)牝系の奥底からスタミナを引っ張り出して来たし、Tudor Minstrelは逆にスピードを引っ張り出してきた。血統表のどこが特に強調された馬になるのかは、ものすごく遡ってクロスを考えれば予想はできるかもしれないが、結局一頭一頭の馬と向き合うしかない気がしている。

今回は一切触れなかったが、ドゥラメンテ自身に長距離適性を引き出す要素があっても不思議ではない(タイトルホルダーも出てるし)。京都に強いのはPrincely Gift(最近だとキタサンブラック・フィエールマンも持ってる)の影響という説もある。血統は分からない。